2011年05月30日

あきについて-その2 大学生活〜結婚〜相方と出会うまで

あきですakiface.gif
前回その1では幼少時代〜大学入学までを書きましたが
今回はそれからあいと一緒になるまでを書きます
 
上京し、成人式のために、というふれこみで髪の毛も伸ばし始めました。
自分の恥ずかしさをごまかすため、周囲に言い訳が必要だったのです。髪の毛ひとつとっても。

女子体育大学に入ったのですが、周りは男みたいな子もたくさん、
入学式の時一緒に来た母親が、「あんたが女に見えるわ」と笑っていました。
うれしくなかったですけど(笑)
 
部活を決める段になり、いろいろ考えました。
スポーツは得意だし大好きだけど、またそういうのを選んだらたぶん変われないよなあ。。
体を柔らかくしたいこともあり、思い切ってダンス部(!)に入りました。
FTMにはたぶんない選択。今なら種類によりありかもだけど。

最初は大変でした。体は普通の人よりかたいし、まったくのど素人なので
恥ずかしいくらいブサイクでへったくそ。
今までできない運動はなかったので自分で悔しかったです。
ダンスを理由に舞台では化粧をするし、衣装でスカートもはきます。
「理由」があるのは私には大切でした
髪も長くなり、動かずしゃべらなければ女子に見えました。
大学に来て初めて同じFTMの子に出会い、カムしましたが、その子ですらわからなかったと。
 
「よっしゃ、自力性転換(男→女)できたやんakiface.gif」と女子トイレに入っても
じろじろ見られたり、びっくりして入口確かめに行かれたりすることもなくなりましたが
中身はそう簡単には変わらず、男の子のままでした
 
好きになるのも女性 。
男が嫌いなわけじゃないけど、男の人は「ええなあ、体男で」と羨ましい存在でした
 
そんな見た目になったもんですから、男性から声がかかることもありました
その時の心境は「本物の男も女と思うんやから合格やな」と
実地試験にパスしたような感覚でした。
男心はわかるので、男の人が喜ぶことをするのは簡単です。自分がしてほしいことをしたらいい。
 
大学時代はそんな自力性転換に励みつつ、中身は本来の自分のままで大きなバイクを乗り回してました。
男の人を好きになろうと努力していたのに、彼女ができてしまい、
また悩みました。え、見た目女でも彼女できるの??

結婚も考えて本気で身体の性転換を考え、お金も貯めましたが
彼女とも結局別れました。学生だったし若かった。。。

スポーツクラブのトレーナーとして就職し、
さあ、やっぱり頑張って女として生きていくかと 男の人とも付き合ってみたりするようになりました。
まあ、いけなくはない。変な感じだけど。
 
25歳の時、たまたま出会った男性と意気投合し、結婚しました。
ああ、自分も女としてやっていけそうや、長い道のりだった。
見た目や行動が多少男っぽくても、結婚しているというのは
最大の隠れみの、誰も私がFTMとは思うまい、これで親も大丈夫、ああ、よかった
このまま子供でも産んで、静かに残りの人生生きよう・・・ 
としばらくは平穏に暮らしました。本当に生まれて初めてびくびくせずに、普通に毎日を過ごせました。
それだけで幸せでした。
 
もうこれで誰にも知られずにいけるはずだったのですが、
あい晴れaiface.gif晴れに出会って、※なれそめ1 ※なれそめ2 
本当の自分を封印していることの淋しさを痛感したのです。

「あれ、大丈夫だと思っていたのに、こんなに辛いんだ」
 
それでも離婚して新しい人生を一からやり直す勇気が持てるまでは長い時間がかかりました。
その間はあいを随分苦しめたはずです。
 
それでも彼女は本当の私を丸ごと受け入れ、今までの苦しみすべてを受け止めてくれました。
明るく、時には正論で、時には厳しく、

最終的に私は全てを白紙に戻し、彼女と生きることを選びました。
本当の自分で人生やり直そうと。
離婚し、主婦でしたから仕事探しからスタート、そして家探し
最初はすべてゼロからで大変でした。
 
離婚したからといっても、彼女にいつ愛想つかされないとは限りません。
すべてを捨て何もかもなくなっても、それには自分で責任もつこと、それは最初に約束しました。
あくまで自分の意思で決めたことで、あいにはあいの自由があることを。
 
「やっぱ私、あきと別れて男と結婚するわ、ごめんね」とならぬとも限らないこと。

幸い今のところまだ愛想つかされていません。よかったね、おれ・・・。
 
そんなわけで、人生を一からやり直すことになりましたが、
付き合いはじめて1年くらいは誰にも二人の関係のことは言えず隠れるように生きていました。
もともと隠し事のきらいなあいのフラストレーションは次第に蓄積されていき
ついに。。。。つづく。。akiface.gif
posted by あきとあい at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 私について- あき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月27日

あきについて その1:幼少FTM時代〜大学入学まで

あきです。akiface.gif
それぞれの視点からのなれそめも書いたし、カミングアウトについて書こうかと思いましたが
その前に自分のことについて書いておこうと思います。

セクシャリティに関しては本当に一様には言えない微妙なところがありますが、
私はトランスセクシャルのバイのようです。

 
今はトランスの要素はかなりなくなり、ボーイッシュビアンを目指しています(?)

 
しかし私は確実に性同一性障害でした。

そんな言葉がまだ世にでる前から女の自分に違和感があり、スカートが恥ずかしく
男の子と遊んで、見た目もどっからどう見ても男の子。

もし私が子供のころに、トランスに対する社会の対応が今のようであれば
私はきっと手術して戸籍も変えていたのではないかと思います
 
田舎で、周りにそんな人もいないし、なんの情報もない時代。
なかなかそうもいきませんでした

小学時代は男子が乗るギア付きの自転車を買ってもらい、
少年のいでだちで、男勝りな子として受け入れられ幸せに過ごしていました。
 
中学になるとそうはいかず、セーラー服を着なければいけないし
周りもだんだん、男、女、とはっきり分かれてきます。
登下校はジャージで、授業中だけ仕方なく制服をきていましたが恥ずかしかったです。
はたから見たら、別におかしくないとは思うんですよ、
ボーイッシュな女の子という感じだったのだと思います。
しかし、「女の子らしくすればいいのに」と言われる度、苦痛でした。
 
高校は私服の学校を選びました。
中学高校とも共学で、男子ももう子供のころのように遊んではくれないし
女子の中にいても居心地悪くそれなりに人とは話たりしますが、自分のことを話すことはなく
広く浅い友人関係で、今思うと毎日孤独だったように思います 。
 
この頃にはテレビや新聞でで性同一性障害のFTMの方が話題になり食い入るように見ていました。
 
「自分これちゃうかな?」akiface.gif
 
このころはまだ自分のことを「わたし」と呼ぶのも違和感があり、「あ〜し」とか「自分」とか言って
ごまかしてました。
 
「このままじゃあかん、いつか男か女かはっきりせなあかんよな。でもどうしたらええんやろう」
 
その頃はなれるなら男になりたかったですが、ハードル高かったです。
どこに行けばいいのかわからないしホルモンは体に負担らしいしお金もかかる、
何より親や親戚に話さなあかんし。
やっぱ女になるしかないか。。と毎日悩みました

大学受験になり、最初は地元の大学に行くつもりでしたが
「よし、今までの自分を誰も知らんとこに行けばなんとかなるかも」
と、結局東京の大学に行くことにしました。
 
18の春、体に合わせて女らしくなる道を選ぶことにし、地元を離れました。

その2 「大学生活〜結婚〜相方と出会うまで」へ つづく。。。akiface.gif
posted by あきとあい at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 私について- あき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

なれそめ Part2 byあい

aiface.gifあいです。
なれそめにPart2もくそもないような気がしますが、えてしてそういったものはお互いちょっと違う目線があるもの。。。

という事で、なれそめ Part1は「あき視点」でしたが、Part2は「あい視点」で書きたいと思います。

 まずもって、あいにとってあきは初めての女性の恋人である。
「ノンケ出身」でございます。
(まぁ、今も自分のセクが何かなんて100%ハッキリとはしていませんが)
るんるん
 このあたりは別にまた書こうかな〜と思いますが、自分の中に「私はレズなんじゃないか」疑惑はありました。
 ビアン雑誌をこっそりネットで買ってみたり、ビアンの出会い掲示板を覗いてみたり、
バイセクシャル系のメーリングリストに登録してみたり、、、 とか、する事はあったのですが、確証にはいたりませんでした(笑)
内心、(突然そんな人にがばちょ!と襲われてお試しするハメになったりしないかなぁ〜)などという願望は胸に・・・
akiface.gifそんなことしてたのね〜

 ですので、あきと最初に知り合った時期も、フツーに男女の合コンに行ったり気が向けば婚活などをしていたわけです。
akiface.gifそうそう最初友達だったころ、男とのデート話で普通に盛り上がってたわ
その頃はむしろ友達として、あいのシングルライフを心配してた

 あきと出会ったのは都内の某ダンススクール。
 あきの印象は。。。
 「昔っからいる人(私は元々別のスタジオに通っていた)」「若いけど結婚暦長い人」
「顔はかわいいのに何故かヘンなショートカットの人」
「明るいのかそっけないのかよくわからん人」
 まぁ、ちょっと変わった人のような謎なカンジの印象でした。
 るんるん
このあたりからは、前回のあきによるなれそめ記事ともちろんカブってきます。
 知り合って1年ぐらいは単に「ダンスの知り合い」でした。
 2年目ぐらいに、習っている先生の自主公演に参加する事になり、少人数での公演だった事もあり、
 ぐっと仲良くなり「ダンスの友達」となりました。
 その当時私本人には「レズビアン」の自覚は全くありませんが、やたら女にさわりまくるので(笑)
 ダンス仲間からは立派に「このレズめ」的扱いを受けておりました。
akiface.gifほんまやで、いつもみんなで飲みに行くとずっと女の子触って、隙あらばチュウしてたよな

 で、今は親友でありますが、ノンケのIちゃんと私は擬似ラブラブ関係で、その子と、あきと3人のダンス場面などがあり、
 3人でつるむ事が増えました。
 
その頃、「謎の人」あきは、「なかなか考えも深そうだし、打ち解けてみると笑える人だわ」という感じになっていました。
 
・・・で、ココの先はあきがどうやら私の事が気になり始めたようなんですが、そんな事とはつゆ知らず。
 ある日、「美術館デート」に誘われたのです。
 私が「美術好きだから」という初恋男子のようなプランニングだと思うのですが、
まぁ、私のほうは「友達が美術展の券あるから一緒にって誘ってくれた」 という感覚でした。
akiface.gifこの頃はまだ好きっていうか、もうちょっとこの人のこと知りたいな。仲良くなりたいな、って感じでした

 その日、初めてサシで長い時間話をして、「この子、話合うねぇ」と感じました。

そうやって仲良くなっていったある日、私が事務的な質問メーをあきに送ったことから、
たまにメールのやりとりをするようになりました。

で、「今、仕事終わって○○へ移動中です!」とか”彼氏の報告メールか!?”というようなメールがあきからくるようになり。
・・・なんやねんこれっヘンな子!(笑)と思いながらもまんざらでもなかったような、ウキウキするような感じだったと思います。
いつのまにか、そういうやりとりが自然な事のように思えていたのです。
 

ある春の日、目黒川の桜をみたとき、「この桜、あきと見たいな・・・」とふと思いました。
 直後に、「ふふっ相変わらず、私ヘンタイ♪」と、いつも通り自分で自分を茶化して気分良くなってました(笑)
 
そのまた直後です。
 「スポーツマッサージの練習したいから練習台になってくれない?」というあきからのオファー
(今から考えるとエロいオファーじゃないか)
マッサージ大好きな私は「わぁい♪」と喜び勇んで行ったわけです。
akiface.gifマッサージじゃなくてパーソナルストレッチな

 で、そんなスキンシップありな環境の中で、もともとダンス仲間の中で「レズ疑惑」キャラな私は当然のごとく
 あきに抱きつき、「あぁ、癒されるわぁ・・・・ハアト」みたいな状況を繰り広げていたわけですが、
 あきからすると「んぎゃぁぁぁぁやめてぇぇぇぇ好きになっちゃぅぅぅぅぶはぁぁ」だったようです。
 
で、まんまと好きになったようです(笑) GET黒ハート
 るんるん
その後、「背水の陣」みたいな、もの凄いオーラで「今日、あいのウチに行っていい?」というオファーが。
 なんか、不穏なモノを感じましたが、なんだか断れないオーラだったので、来ていただきました。
akiface.gifんかな、もうこの日を逃したらあかん気したねんな。なんでかわからんけど
 
そこで、「好きだぁぁぁ  ガバッ」 ・・・・ちょっと違いますけど、こういったシチュエーションが起こりまして。。。。

 私にしてみれば、「??ん???あきちゃん人妻よね??なんだ???実は“ソッチの人”だったの!?
 
あきは当時男性と結婚していて、旦那さんの事を私も知っているので、コレは「謎!謎の行動!!!!」だったわけです。
 
その後、混乱にいたった私は状況を理解できず連日「オマエふざけんなボケ!へんな事するな!」
的な怒りのメールをあきに送りつけておりました。
 そこには、ホモファビック的な気持ちはほとんど無かったように思います。
「人妻(そこ!?)」という事が混乱の一番大きいところだったように記憶しています。
 怒るという事は「断る」気はなかったんでしょうねぇ・・・今から思うと・・・・
るんるん
 数日経過後、当時100%完全クローゼットだったあきから、
「実はね。。。」と、セクシャリティカミングアウトのメールが来ました。
 正直で誠実な内容でありました。
 
知り合った時から私の中で「謎の人」というキャラだったあきの人物像が、突然「マルっと」理解できた瞬間でした。
 
「なーるほど!」
 
同時にこうも思ったのでした。
 
「私、この人と一生一緒にいるんだわ・・・・」 (←この時点ではあきは人妻だったのにねぇ・・・・)
 
そんなわけですので、私は現時点で2丁目にも行った事ないし、オフ会にも行った事ないし、ビアン業界の事を全く知らず
晴れて素敵な女性の相方を手に入れてしまったのでした。

というか、(突然そんな人にがばちょ!と襲われてお試しするハメになったりしないかなぁ〜)という願望が、叶った!?

 (その後、ドラマチックなお互いの関係の構築期間がモチロンあるのですが恥ずかしすぎるし誰も知りたくないと思うんで
そこはヒミツです(笑))
カミングアウトストーリーなんかについては、また書こうと思いま〜す。

aiface.gif 長文お読みいただきアリガトウございました黒ハート
タグ:なれそめ
posted by あきとあい at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | なれそめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月10日

沖縄旅行・「ギンブナには雄(オス)がいません」

aiface.gifakiface.gifGWには、そういえば毎年旅行をしているのですが。。。(昨年はNY,その前は那須でした)
今年は沖縄!最近はあきの仕事のスケジュールが直前まで決まらないので、かなり突然決めて突然行きました。。。。

「何もせずに」ゆっくりしたい、ぐらいの気分だったんですが、結構盛りだくさんの旅になりました〜

まずは美ら海水族館の思い出。。。。
「ギンブナには雄(オス)がいません」
詳細は以下写真。
ginbuna2.jpgginbuna1.jpg
この方です。地味ですね。。。。
ginbuna3.jpg
まぁ、メスしかいない、と言っても別の生物の精子によってクローンを創って繁殖するんだそうですが・・・
ああそうですか、やっぱ必要ですか。精子。
おまけ。
kurage.jpg

ギンブナだけではアレですので、梅雨のわりには晴れ間が多かった素敵な沖縄の写真を・・・
やっぱり、いいですね〜沖縄〜
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公設市場の魚たち(ここで買って、2階の食堂で調理してもらって食べた。)
okinawa4.jpg
カフェ「シーサー園」
okinawa1.jpg
泊まったホテル「ホテルムーンビーチ」のビーチへ続く道
okinawa2.jpg
「ホテルムーンビーチ」ラウンジからの眺め。
moonbeach.jpg
恩納村エリアとしては安い価格帯のツアーでしたが、価格に似合わず十分なホテルでした。
高額リゾートホテルにはそりゃ、負けると思いますが、ココお勧めです〜!

泳ぐツモリがあんまりなかったのだが、一応持って行った水着とシュノーケル。
やっぱり、ちょっと入ってみようということで。。。。
真栄田岬&青の洞窟へ。まったくカメラを持っていけるような場所ではないので
借りてきた写真でお楽しみ下さい。(これよか、天気は悪かった)
akinawa7.jpgakinawa8.jpg
ちなみにココ、普通はツアーに申し込んで行くトコロみたいです。
確かに砂浜じゃないし、岩と珊瑚だからせめてウエットスーツとマリンシューズがないと、危険。
それなりに必死でがけを登り、細心の注意で泳ぐ必要がある。
私達はラッシュガード&水着&ビーサン↓↓こんな丸腰でいかない方がいいと思います・・・・
okinawa5.jpgokinawa6.jpg

aiface.gif。。。今回は「西か南に行けば、余震はないよね」と若干非国民的な気持ちも抱いたわけですが
5/6に珍しく沖縄近海で地震。震度2の揺れで目が覚めたです・・・。ううっ
akiface.gif。。。久しぶりに車を運転して楽しかったぁ〜。青の洞窟がハードで思いのほかトレーニングになった(笑)
posted by あきとあい at 00:20| Comment(2) | TrackBack(0) | デート・旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする